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2025.02.05

令和6年度生活支援コーディネーター研究協議会 開催のご案内

 地域共生社会の実現に向けて、住民主体の助け合い活動や多様な生活支援サービスの展開を通じて地域づくりに取り組む生活支援コーディネーターの役割は重要性を増しています。
 一方で、住民主体の助け合い活動や生活支援サービスは、全国的に担い手不足や高齢化といった課題に直面しています。そうしたなかで、生活支援コーディネーターは、地域ニーズの集約、住民の主体的な参画の促進、活動・サービスのつなぎや創設など、多様な主体による活動展開の手法やプロセスをつくっていくことが求められています。
 本研究協議会では、実践報告の共有や参加者間の情報・意見交換により、生活支援コーディネーターの役割や活動内容をあらためて考えるとともに、全国各地で活動する生活支援コーディネーター同士の関係性を築くきっかけとすることを目的に開催します。

【主催】
社会福祉法人 全国社会福祉協議会

【日程】
オンデマンド配信(録画配信) 令和7年2月下旬~
ライブ配信(zoom):令和7年3月10日(月)10時00分~16時00分

※特設ページに掲載された動画を視聴したうえで、zoomによるライブ配信にご参加いただきます。 

【開催方法】  
オンデマンド配信・ライブ配信(ZOOM)

【対象】
  • 生活支援コーディネーター(地域支え合い推進員)
  • 行政・自治体関係者
  • 助け合い活動、生活支援サービスを行うNPO、ボランティア団体、住民参加による生活支援サービスや助け合い活動の推進関係団体
  • 生協、農協、社会福祉協議会等関係者    等

【定員】
500名 ※定員になり次第、締め切りとさせていただきます

【参加費】
1,000円

【プログラム】
オンデマンド配信
配信時間 配信内容
40分 【行政説明】「生活支援コーディネーターへの期待」
厚生労働省老健局 認知症施策・地域介護推進課 地域づくり推進室
地域包括ケア推進係長 原 伊吹 氏
※ 令和7年2月下旬から視聴開始予定です。令和7年4月30日(水)までご視聴いただけます。
※ ホームページ「地域福祉・ボランティア情報ネットワーク」(https://www.zcwvc.net/)に動画配信特設ページを設置し、動画と資料をアップします。特設ページにアクセスするIDとパスワードは、2月下旬をめどに参加者へメールで送信いたします。

ライブ配信
時間 内容
10:00-10:05(5分) 【オリエンテーション】
開会挨拶、本日の流れ説明
10:05-10:30(25分) 【導入】 コーディネーター:武蔵野大学 人間科学部 社会福祉学科 教授 渡辺 裕一氏

生活支援コーディネーターの活動に求められるポイントとして、住民の主体的な参画、活動を生み出す手法などを参加者へお伝えします。
10:30-12:00(90分) 【実践報告】 コーディネーター:武蔵野大学 教授 渡辺 裕一氏

生活支援コーディネーターが地域・住民・行政とどのようにかかわり、住民の主体的な参画、活動を生み出す取り組みをすすめているか、ふたつの実践報告を通して学びます。
 
〈実践報告①〉
山梨県・南アルプス市保健福祉部介護福祉課
第1層生活支援コーディネーター 斉藤 節子 氏
  • 南アルプス市は平成27年から生活支援体制整備事業を実施。第1層生活支援コーディネーターは市介護福祉課、第2層生活支援コーディネーターは市社会福祉協議会に配置されています。
  • 市内では、住民のニーズを把握し具体的な活動に展開させる第3層協議体が住民の意志で誕生しています。最近は特に移動支援に力を入れています。
  • SC歴10年の斉藤さんは、元社協職員の経験を活かし、現在、第1層協議体での活動はもちろんのこと、第2層協議体・第3層協議体への支援も行うなど、住民たちの活動拡大に伴走しています。 

〈実践報告②〉
福岡県・久山町社会福祉協議会
第1層生活支援コーディネーター 杉尾 直哉 氏
  • 久山町社会福祉協議会は平成28年から生活支援体制整備事業を受託。町は人口約9,400人で、中学校区がひとつのため、第1層生活支援コーディネーターのみを配置しています。
  • 協議体は、一般公募で集まった住民や関係分野の行政職員、専門職、企業などの多様なメンバーで構成され、令和6年度は、子どもからシニア世代までみんなが、“ホッ”と一息つけるような拠点・居場所づくりをめざして話し合っています。
  • 社協歴8年、SC歴7年の杉尾さんは、第1層協議体の立ち上げ・運営などを通じて、住民の「あったらいいな」「やりたいな」を住民とともに形にしています。
12:00-13:00(60分) 昼休憩
13:00-15:10(130分) 【グループワーク】 進行:武蔵野大学 教授 渡辺 裕一氏
〈自己紹介〉実践内容/SCの活動で感じている課題
〈テーマ①〉どのように住民の主体的な参画を促すか
〈テーマ②〉どのように地域生活課題解決の仕組みつくるか
  • 5名程度のグループに分かれての意見交換を60分間×2回行います。
  • テーマに沿って話し合い、生活支援コーディネーターの役割や活動内容をあらためて考える機会とします。
  • 全国各地で活動する参加者同士で、日々の活動のなかで大切にしていることや悩み、活動の工夫を共有し、仲間づくりにつなげます。
15:10-15:30(20分) 【グループワークの発表】
15:30-16:00(30分) 【研究協議会のまとめ】


【申込期限】
申込・入金期限:令和7年2月28日(金)
※  定員になり次第、締切とさせていただきます。
※  2月下旬以降にご入金の場合、動画配信のご案内が3月上旬になりますことをご了承ください。

【申込方法】
下記のリンク先より専用申込サイトにアクセスし、必要事項をご入力いただき、参加申込登録を行ってください。
※ 入金手続きのご案内は、shien2025@wonder-craft.co.jpからお送りします。メールを受信できるよう設定してください。
※ ご入金後のキャンセルは返金できません。ご了承ください。


【ライブ配信の参加注意事項】
  • zoomミーティングへの参加が初めての方は、申込前に以下URLから接続テストを行ってください。 〔zoomテスト〕https://zoom.us/test
  • zoomの操作方法は、原則として本会では対応できませんので、zoomヘルプセンターでご確認ください。 〔zoomヘルプセンター〕https://support.zoom.us/hc/ja
  • ミーティングに参加する場合は周囲の音声をマイクが拾いますので、事前に静かな場所を確保してください。もしくはヘッドホン、マイクの使用を推奨します。
  • とくに同じ場所で複数の参加者(複数の端末)がいる場合はハウリングを起こしますので、ヘッドセットをご利用ください。
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